社長の西嶋俊彦です。

あらゆるステークホルダーから、「良い会社」と評される企業を目指し挑戦して参ります。
顧客ニーズに合致した商品・技術の提供、更には、総合力を発揮することにより社会に貢献する事業活動を継続することで、会社の持続的な成長や発展も実現できると考えています。

1914年大阪に鋼材問屋として開業以来、百年以上の歴史を有する当社は、1984年に社会インフラ建設基盤の一翼を担う溶接用総合副資材メーカーとして、現在の株式会社スノウチを設立、50周年に向けた飛躍を模索しています。「ものづくりは誠実であれ」を基本に、 今後ともより高い品質・利便性を求めて技術力の向上に対して、弛まぬ努力を鋭意重ねて参ります。

また、時代の変遷や激動するパラダイムシフトに対して柔軟に進化を続けることで、次の百年に向けた企業価値の最大化を着実に目指してゆきます。DX・FA関連事業や海外事業展開といった事業分野についても積極的に推進することで、グローバル経営やポートフォリオ経営を実践して参ります。

皆様の多種多様なニーズにお応えすることのできるこれからのスノウチに、ぜひご期待下さい。

president
株式会社スノウチ
代表取締役社長 西嶋 俊彦

当社は、鋼材特約店から建築鉄骨の溶接用エンドタブ・裏当て材の製造に特化し、幅広い商品ラインナップを揃えたSUNOXブランド製品を有する溶接副資材開発型メーカーを目指してきました。

阪神淡路大震災以降、エンドタブはスチールからセラミックスへの転換が図られ、溶接副資材全般にわたってセラミックス製品の普及が高まっています。当社は中国・山東省に須之晟特種陶瓷有限公司を設立し、各種エンドタブ材、バックアップ材といった高品質の製品を海外から供給するサプライチェーン化に努めて参りました。

一方、スチール製品においては、コラム用裏当金「カドピタ」、ノンスカラップ工法用裏当金「CR-F」、梁仕口接合作業用「添接板用蝶番」等を開発することで、顧客ニーズにお応えしてきております。

建築鉄骨以外の鋼構造溶接では、鉄筋溶接工法用セラミックス裏当て材「バーピタ」や建設機械の厚板溶接やプラント架台溶接などにセラミックス系タブを供給し、鋼製橋梁では特殊セラミックスタブやバックアップ材などの要請にお応えするなど、それぞれ高い評価を得ております。

また、低吸湿性バックアップ材を船殻溶接用に開発し、日本の造船業界に些かなりとも寄与して参ったと考えております。

「ものづくりは誠実であれ」を企業理念に、お客様のご意見を原点として、大学研究室・公的研究機関、更には、溶接ロボットメーカー等からの支援・協力を得ることで、これからもSUNOX製品の充実を図って参ります。