JRJI鉄筋溶接継手工法用セラミック裏当て材
バーピタ®は公益社団法人日本鉄筋継手協会(JRJI)が開発した溶接工法専用の裏当て材です。
施工法はいたってシンプルです。
施工法はいたってシンプルです。
切って
貼って
覆って
溶接して
出来上がり
裏当て材の種類は3種類あります
WTD-16
(対応鉄筋径 D13/D16)
WTD-41
(対応鉄筋径D19~D41)
WTD-51
(対応鉄筋径D51)
WTD-16
(対応鉄筋径 D13/D16)
WTD-41
(対応鉄筋径D19~D41)
WTD-51
(対応鉄筋径D51)
鉄筋溶接継手用セラミック裏当て材「バーピタ®」はJRJI鉄筋溶接継手工法用裏当て材として開発されました。
まずはJRJI鉄筋溶接継手工法について説明いたします。
まずはJRJI鉄筋溶接継手工法について説明いたします。
JRJI (日本鉄筋継手協会)鉄筋溶接継手工法
本工法は昨今の鉄筋溶接継手工法の多様化に伴う管理の複雑化や施工品質の信頼性が懸念される状況の中、鉄筋溶接継手の更なる利便性と施工性の向上と統一的な技術基準や一般的な施工方法を策定する目的として(公社)日本鉄筋継手協会が開発した工法です。
JRJI (日本鉄筋継手協会)鉄筋溶接継手工法の特長
・特徴 1
溶接時にワイヤーが伸びすぎることで電流・電圧が低下しないよう、10~25ミリ程度出るようなノズルとコンタクトチップの組み合わせで使用します。
・特徴 2
アルミシート付きセラミックス製裏当て材「バーピタ®」シリーズを使用することで溶接施工の準備と作業後の処理が簡単に行えます。
・特徴 3
専用防風フードを使用することで 6m/secまでの風を防ぐ事ができると共に防風フード内及び溶接部にシールドガスを溜める事ができ健全な溶接施工が行えます。
- 作業手順
- 任意の径にあった長さで切断し剥離紙を剥がして鉄筋に巻き付けます。また、その際の長さは鉄筋径のおよそ半分を覆う長さとします。その後、専用の防風フードを取付けて溶接を行います。
(図1)
裏当て材取付け
裏当て材取付け
はく離紙を剥がし鉄筋に裏当て材を取付けた状態。どの鉄筋径でも写真の様に密着させる事ができ健全な溶接が可能です。
(図2)
防風フード取付け
防風フード取付け
防風フードで溶接範囲を覆うことで防風効果だけではなくシールドガスが防風フード内に充満し溶接欠陥を防ぐ事が出来ます。また、付加効果として裏当て材の落下防止の効果もあります。
(図3)
下向き溶接風景
下向き溶接風景
非常にオープンな状況での溶接が可能です。また、図2の様に視界が広く見やすくなっており溶接のしやすい工法となっています。