溶接副資材に関係することは、
どのような事でもご相談ください。
カドピタ
カドピタは日鉄建材工業株式会社から製販の事業移管の依頼を受け、現在も好評中のスノウチ主力商品となりました。平鋼に溝加工を施した製品であり、手で簡単に曲げることができます。コラムメーカーごとで異なるコーナーRにピッタリと取り付くようきめ細かく設計されています。また、カドピタは建築技術性能証明書を取得していますので安心してご使用いただけます。傾斜角度が大きいテーパーコラムなどに対応した特殊加工も生産可能です。是非、ご相談ください。
【カドピタの歴史】日鉄建材工業株式会社で開発が始まる。 | |
平成8年 | 商品化に成功。 溝形状:V形 材料:平鋼 9ミリ×16ミリ 信州大学 中込研究室で実大実験を行い溝部が破壊に影響がないことを確認する。しかし、手で曲げるにはつらく治具がないと曲げられなかった。 |
日鉄建材工業株式会社より株式会社スノウチへ「カドピタ」の事業移管が行われる。当社工場での製造、販売が開始される⇒曲げ易さに難、製造コストが高だった。新しい製造方法が課題となる。 | |
平成13年 | 新しい溝形状の開発に成功 溝形状:凹形 材料:平鋼 9ミリ×25ミリ 「カドピタ」の溝形状をすべて凹形とし製造販売を開始する。 手で簡単に折り曲げることができる画期的な商品となる。 |
溶接実験
ロボット溶接性OK!
超音波探傷試験も合格!
マクロ試験も合格!
JIS G 3136
SN490Bを採用
溶接性に最適な化学成分!
載荷試験
破断状況
柱母材から破断。カドピタの影響は見られなかった。
累積変形倍率 n>80を達成
柱として十分な耐力を保有した。
建築技術性能証明
・コラム用裏当て金では唯一の証明取得商品
セラミックタブの組成について
SUNOX-セラミックタブは、単なる溶融メタルの漏れ止めだけではなく、健全な溶接始終端部を得ることを目的としており、下記の条件に合うように成分が調整されています。
① 溶接金属部に化学的、機械的な影響を及ぼさないこと。
②溶接金属部が滑らかに仕上がること。
③溶接の熱量に対する融点・耐熱衝撃・耐熱サイクル性を持っていること。
④溶接スラグが溶接金属の端部ビードに付着しないこと。
原料の生産地が変更になる時などには必ず溶接実験を実施し、品質の確保を行っています。
原材料変更CP-40の溶接試験報告書はこちら
カタログに掲載のない形状でもご相談ください。
お客様のご要望にお応えして様々な特殊形状のセラミックタブをご提供してきました。
弊社のセラミックタブと同質の素材で、1個からでもご希望の形状のサンプルをご提供できるので、実際の溶接施工でお試しいただき使用感をご確認いただけます。
ファブリケーター様からのご依頼ののち汎用品として製品化したものもございます。
採用事例:新国立競技場用、建機用、溶接研究用、工法専用・・・
鉄筋溶接継手用セラミック裏当て材「バーピタ®」
JRJI(日本鉄筋継手協会)鉄筋溶接継手工法用裏当て材として開発されました。 正式名称は「アルミ箔付きセラミックス製裏当て材及び防風フードを用いたトーチシールド方式の溶接工法」と言って、鉄筋継手作業で用いられる溶接工法の1つです。 本工法は昨今の鉄筋溶接継手工法の多様化に伴う管理の複雑化や施工品質の信頼性が懸念される状況の中、鉄筋溶接継手のさらなる利便性と施工性の向上と統一的な技術基準や一般的な施工方法を策定する目的として(公社)日本鉄筋継手協会が開発した工法です。
カドピタBF
◆ 日鉄建材株式会社と共同開発
コラム柱とダイアフラムの溶接部は、一般的に切断開先加工されたコラムを反転し、内面ビードを切除し、コラム用裏当て金を溶接します。カドピタBFはコラム内面ビード切除、ビード切除のためのコラム反転を不要にすることを目的に日鉄建材株式会社と共同で開発されました。コラム用裏当て金「カドピタ」の端部にコラム内面ビード形状に合った切削部を設けており、コラム内面ビードを切除することなく施工することができるので、裏当て金施工時間を約20%短縮できます。 カドピタBFは(一財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明書を取得しています。
※一部の角形鋼管においては、内面ビードを若干切削頂く場合がございます。LL蝶番
◆ 株式会社駒井ハルテックと共同開発
取り付け間違えを防ぐために株式会社駒井ハルテックより製作と共同特許出願の依頼があり製品化されました。取り付け方法が分かりやすく、溶接がスムーズに行えます。取り付ける製品の数を増減することでさまざまな重量・大きさのスプライスプレートに対応できます。
実例写真
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